和食の三大基本マナーを知っていますか?

育った家庭によって和食のマナーは違う

わたしも主人も同じ県内ですが、当然育った環境や親からの躾の受け方が違うので、食事に限らず生活の中で違和感を感じることがあります。
嫁ぎ先では義父と同居なのですが、不快に感じる事もあり直してほしいと思うこともあります。
義父にとってはなんでもないことでも、わたしにはマナー違反に感じます。

家庭ではほとんど毎日が和食です。

わが家では大皿に作って、ひとりひとりが小皿に取り分けて頂くようにしています。
大皿には取り分け用のお箸やスプーンをつけるのですが、義父も主人もそれを使わず自分の箸で取ります。
こどもが「それはやめて」と言うのですが、なかなか直りません。家庭では良いのですが、外へ出て他の人と食べたりする時につい癖が出てしまうのではないでしょうか。取り分けると言うと、お箸をひっくり返して使う方がおりますが、それも手に持った所を使うので衛生的にどうなのかと不安に感じます。

また、義父はおかわりをする時に、いつもお茶碗の中に少しご飯が残った状態で差し出します。
おかしいなと思いながらも言い出せず、今更言えないので、子どもたちにはそういう事をしない様に教えています。
育った環境が違うと親から受けた躾も違います。
和食は味付けが薄く繊細なところが魅力だと思うのですが、味も見ずにすぐにお醤油をかけてしまう人がいます。
また、お野菜などに細かく包丁を入れ、お花に見立てた飾り切りにも興味がない人もいます。
そういうことの無いように、目で楽しみ味わえるように、子どもたちに伝えて行きたいと思います。